仕事中に実践できるモチベーションを上げる方法

仕事中に実践できるモチベーションを上げる方法

仕事に集中できない、やる気が出ない…そんな経験は誰にでもあるでしょう。特に、長時間労働やルーティンワークが続き、モチベーションを維持するのが難しいと感じる看護師も多いのではないでしょうか。モチベーションが低い状態が続くと、仕事の質や生産性が低下するだけでなく、心身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。そこで今回は、仕事中に実践できる、効果的なモチベーションアップ方法をいくつかご紹介します。

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目標を細かく設定する

目標を細かく設定する

大きくて曖昧な目標を立ててしまうと達成までの道のりが遠く感じられ、かえってモチベーションを維持するのが難しくなります。「いつか〇〇を達成したい!」といった漠然とした目標ではなく、「毎日必ず受け持ち患者さんと会話する」「今週中に挿管介助を一人で行えるようになる」など、具体的かつ実現可能な行動目標に落とし込む事が大事です。目標を細分化する事で達成までのステップが明確になり、一つずつクリアしていく度に達成感を味わう事ができます。この小さな達成感の積み重ねによってモチベーションが維持され、最終的な目標も達成できるようになるでしょう。

整理整頓する

整理整頓する

デスク周りやパソコンのファイルなどが散らかっていると、作業効率が低下するだけでなく、ストレスが溜まったり気が散ったりしてしまいます。逆にデスク環境をピシッと整理整頓しておくと、清々しい気持ちで仕事に取り組む事ができます。また、必要な資料や情報を見つけやすくなるため、仕事も進めやすくなるでしょう。特に集中力が途切れた時などに整理整頓を行うと、よい気分転換になります。ただ、あまりにゴチャゴチャしていると片付け自体がストレスになってしまうので、就業前にデスク周りを片付ける習慣などを身につけておくと、きれいな状態を維持できるでしょう。

モチベーションが下がっている理由を洗い出す

モチベーションが下がっている理由を洗い出す

モチベーションが下がっている時にその原因を明確にせず、ただ「やる気が出ない」と悩んでいても、状況は一向に改善しません。モチベーションが下がってしまった時こそ、なぜモチベーションが下がっているのか、その理由をじっくりと分析してみる事が大事です。仕事内容に飽きてきたのか、人間関係に悩んでいるのか、それともプライベートな問題が影響しているのか…。原因を特定することで、具体的な解決策が見えてくる事があります。例えば仕事に飽きているのであれば新たなスキルを習得する機会を設けたり、上司に相談して業務内容の見直しを検討してもらったりするとよいでしょう。原因と向き合う事で具体的な対策が見つかり、モチベーションアップの糸口を見つけられるかもしれません。

ゲーム感覚で取り組んでみる

ゲーム感覚で取り組んでみる

真面目な人ほど、「仕事は真剣に取り組まなければならない」「嫌なこともすべてやらなければならない」などと重く捉えてしまう傾向にあります。あまりに肩肘を張って仕事をしていると、いつしか緊張の糸が途切れてしまうでしょう。時にはゲーム感覚で仕事に取り組んでみると、新鮮な気持ちで業務を進めることができます。例えば検査機器をゲーム機器感覚で操作したり、患者さまの情報をクイズ形式で覚えたり、工夫次第で仕事は楽しくなります。目標達成までの過程をゲームのように捉え楽しみながら仕事に取り組む事で、モチベーションの向上につながるでしょう。また、新しいツールやアプリを活用して作業を効率化し、ゲーム感覚で進捗管理を行うのも効果的です。

ライバルを設定する

ライバルを設定する

自分の中に競争相手を設定する事で、モチベーションを高める方法もあります。同僚や業界で活躍している人などをライバルとして設定し、彼らに追いつき追い越すことを目標に努力する事で、自然とやる気が湧いてくるでしょう。ただしライバル意識を持ちすぎるあまり、周囲との協調性を損なってしまう危険性もあるため注意が必要です。あくまでも自分自身の成長を促すための、健全なライバル関係を築く事が大切です。