モチベーションの維持ができない

モチベーションの維持ができない

仕事をする時のモチベーションの要素は「給与」「労働時間」「人間関係」が重要になってきます。このバランスが崩れるとモチベーションが下がり労働意欲がなくなります。モチベーションが下がる理由やモチベーションが下がった事によって起こる事例を紹介します。

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モチベーションが下がる理由

モチベーションが下がる理由

仕事へのモチベーションが下がる理由は人によって違いますが、「給与」「労働時間」「人間関係」それぞれの要素でモチベーションが下がる理由を紹介します。
「給与」が原因でモチベーションが下がる人は、30代を過ぎ年齢を重ねるとともに多くなってきます。20代は独身が多く仕事が楽しく、お金を使う事が少ないので年収が300万円台でもモチベーションが下がる事はありません。しかし30代になり、結婚し家族が増えることによって養育費、保険、家を買うなどまとまったお金が必要になっていきます。同年代の友人に役職が付き給与がどんどん上がっていくのを目の当たりにすると、自分とどうしても比べてしまい、会社に対して待遇の悪さなどに不満を持ちモチベーションが下がります。
「労働時間」が原因でモチベーションが下がるのは、「給与」とも関係しています。会社の業績が悪くなり、売り上げが下がれば会社の福利厚生が悪くなる可能性があります。出勤日数や残業が増えても給料が変わらず、最悪下がる場合もあります。また、「労働時間」に見合う「給与」がきちんと支払われていても、自分の時間が持てないためストレスが溜まり会社への不満となりモチベーションが下がります。
「人間関係」が原因でモチベーションが下がる時は、職場で人事異動があった時が多いです。最初の上司は優しくてきちんと指導してくれる人だったのに、次の上司が部下を褒めずミスばかりを責め、指導もしないパワハラ、モラハラ上司に代わると、仕事の成果を認めてもらえないため仕事へのモチベーションが下がります。

退職につながる事例

退職につながる事例

モチベーションが下がると仕事にやる気が起こらないので、退職につながる「大きな失敗」になる場合があります。仕事に対しモチベーションが下がると仕事を適当に処理し、確認事項がおろそかになりがちです。そのため、簡単な確認ミスが会社に大損害を与える大きなミスになる可能性があります。また、仕事に対してやる気が起きないと、仕事以外の事を考える事が多くなります。特に集中力が必要な機械の操作や車の運転中にぼんやりしていると、大事故になる場合があります。
このようにミスにより会社に損害を与えて退職せざるを得ない事もありますが、仕事の熱意がなくわざと手を抜く、勤務態度が悪くなると懲戒解雇などの重い罰則を受ける場合があります。懲戒解雇は再就職にも不利になる場合があります。